国税庁は令和7年8月29日 令和8年の源泉徴収税額表を公表しました。
基礎控除が大幅に変更され、収入及び所得ごとに段階的な控除額になるよう今回設計されました。
以前からもそうであったが、さらに細分化された印象です。
なお、源泉徴収税額表の徴収税額については特段特例部分については反映はされていないようです。
また、基礎控除や給与所得控除が大幅に変更されたこともあり、所得税が課税されない最低値の部分も変わっています。
~R7年 源泉徴収税額表
88,000円未満 → 0円
R8年~ 新源泉徴収税額表
105,000円未満 → 0円
給与計算のシステムを導入している企業に関しては、機能の更新などで対応されるかと存じますが、紙媒体により徴収税額を確認している事業者、経営者、給与計算担当者においては、再度令和8年分を確認の上、今後の給与計算を行うようにしていきましょう。
